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2022年3月の記事一覧

「全力」で「協力」して「思いやり」を伝えた三送会

1年生は、各部活動ごとに3年生に送る感謝のメッセージを伝える準備をしてきました。冬休みから考え始め、各部のリーダーを中心に準備を進めてきました。2月に行われた始めてのリハーサルでは、細かい修正はあったものの、各部とも練習をしてきた成果が出されており、先生方を驚かせました。

自分たちで考えて練習してきたのが見ている先生方に分かるほど、きちんとした発表でした。その後も、各部において試行錯誤し、3年生が喜んでもらえる出し物へと仕上げていきました。

総合文化部の3人には、導入劇や司会という大役もしっかりと果たしていました。先生方から「〇〇してほしい」という突然の要求に対してもすぐに応えていました。この3人のおかげで、1年生の発表がまとまりました。3人に感謝です。

また、剣道部の部員が1年生にいませんでしたので、有志の方々に集まってもらい、出し物を作ってもらいました。2年生の部員の先輩や剣道部顧問の先生に取材しながら発表内容を作ってくれたおかげで、剣道部の先輩にぴったりの四字熟語が送れました。

各部の本番の発表では、3年生が、皆さんの出し物の発表中に声を上げて笑い、拍手をして喜んでいました。皆さんは発表するのに精いっぱいで、3年生の反応を見る余裕はなかったかもしれませんが、先輩方は、自分の部はもちろんのこと他の部の発表も笑顔で見ていました。入学した頃、まだ幼かった皆さんと一緒に部活動に励んだ思い出を振り返りながら見ていたのかもしれません。

壁装飾も垂れ幕のカットについても、ボランティアとして集まってくれた人たちが中心となって活躍していました。壁装飾の鳥やハートのでデザインを作って切ったり、各部の発表のタイミングに合わせて垂れ幕のテープを切ったりと、「縁の下の力持ち」の存在として力を発揮してくれました。自分の利益ばかりを追うのではなく、「誰かのためになる」ことを進んで取り組んでくれる人が多い学年だとつくづく感じられました。

「情けは人の為ならず(人に親切にすれば、その相手のためになるだけでなく、やがてはよい報いとなって自分にもどってくるという意味)」(これは2階トイレ付近に掲示されていますね。ほかにもことわざが多く掲示されています。)ということわざの通り、ぜひこれからも進んで周りの人のために優しさをもって動いてくれる人であってほしいと思います。 

「全力」で準備をして、みんなで「協力」しながら、3年生への「感謝の気持ち」を伝えた三送会は、大成功でした。1年生も残すところ数日。学年目標の「全力」「協力」「思いやり」、達成できていると感じられます。「2年生に『する』」準備の仕上げもあと少しです。頑張っていきましょう!

2年生 達成感MAX!!

12月から動き始めた三送会も、昨日、無事に「本番」を終えることができました。今回の三送会について、こちらから示したのは「全体の流れ」のみ。大まかな「台本」に沿って「こんな感じの劇や演技が欲しいなぁ」とか、「ここで合唱を入れたいなぁ」とか、きわめて曖昧な“願望”を伝えたところ……、

〇「教室劇」の人たちは台詞を一部替え、演技を考えて、より見栄えのする形に仕上げてくれました。

〇「先生方のエピソード」を寸劇にしてくれた人たちは、それぞれに意見を持ち寄って「台本」から作っており、それぞれにオチまで考えてくれました。

〇小道具の人たちが頑張って作ってくれた「お面」やBIGボールペンなど、3年生にも大好評でした。

○ヲタ芸の人たちは、振り付けを覚えるために可能な限り昼休みに練習を重ね、自主的に繰り返し繰り返し改善を重ねてくれました。

○新体操の3人は、総合の時間に打ち合わせから練習までを全て自分たちでこなし、素晴らしい演技を披露してくれました。

○「緞帳」の代わりにプラスチック段ボールを装飾し、ステージ上で開け閉めしてくれた大道具さんたちは、出来栄えもさることながら、流れるような素早い「動き」自体が本当に素晴らしく、それ自体が一つの演技のようでした。他の大道具担当の人たちは、ステージ裏で足音も立てずに素早くステージを整え、不測の事態にも迅速に対応してくれて、本当に頼もしかったです。

後ろにあるのが「緞帳」です   3年の先生方からお礼をいただきました

         

○音響と照明の人たちは、それぞれの場所からステージの動きを見ながら、自分たちで判断して照明のON・OFFを切り替え、タイムリーに音楽を流して、演技を盛り上げてくれました。

○映像担当の人たちは、3年生の写真を集め、またはイメージしたものを“創作”するところから始め、編集し、最後は全員の名前と役割を入れた エンドロールも作り上げてくれました。三送会 前夜、自宅で夜遅くまで作業をしてくれた人たちもいたそうで、細部までこだわりをもって仕上げてくれました。3年生から「すごい!」という声が何度も聞こえました。動画を記録してくれた2人は、最後、ビデオを持つ手が疲れて震えていましたが、画角まで調整しながら録画してくれていました。

○合唱のためのピアノ伴奏は、〇〇さんは12月からずっと練習してきてくれました。にも関わらず、コロナの関係で集まっての「合唱練習」 そのものができなくなったため、演奏部分を大きく変更してもらいました。せっかく練習したのに急に「変更」してもらい、申し訳なかったです。「ソロ」を引き受けてくれた〇〇さんも、何度も何度も練習し、見事に歌いきってくれました。

こんなふうに、こちらが示した「枠」の中で、51期生のみなさんが「自分が思いついたこと」をどんどん提案してくれ、「自分にできること」を次々実行してくれた結果、素晴らしいものが出来上がりました。音声で流れてきた「合唱」は、まるで大合唱しているかのように聞こえましたよね。密にならないよう、1クラスずつ複数回「録画・録音」したものを、内村先生が“重ねて”くださり、「大合唱」のように編集してくださいました。

三送会が終わったとき、「今、どんな気持ちですか?」という朝倉先生の問いか けに、「達成感MAXです!!」と答えてくれた溌溂とした声が聞こえたときは、本当に嬉しかったです。大成功でしたね。

1人でできることは微々たるものだけれど、1人1人ができることを精一杯頑張って、それぞれの知恵や力を合わせると、こんなにすばらしいものが創れるのですね。本番は、これまでで一番素晴らし出来でした。

みなさんも、本番直後の気持ちを覚えておいて、これからの生活に生かしていってください。

3年生を送る会 大成功!

本日の午後、3年生を送る会が開かれました。一言でいえば、とても素晴らしい会となりました。

まず、3年生が会場に行くまでの廊下には、3年生の3年間の思い出の写真が壁に飾られていました。

その写真を見て、3年生たちはこれまでの学校生活を思い起こしている様子でした。

   

 

1年生の出し物は、芝居から始まり、感謝を伝えるために各部活からメッセージと3年生に「四文字熟語」を贈りました。芝居もうまく、そして部活の後輩たちからのメッセージもとても素敵でした。どの四文字熟語も3年生にぴったりだなと感じました。後輩たちからの感謝を伝える様子に涙がこぼれる3年生もいました。

   

 

2年生の出し物は、スライドショー、オタ芸、新体操、学校生活のパロディ芝居、合唱(事前録画)などバリエーション豊かなものでした。どれも完成度が高く、3年生はとても驚いていました。特に、学校生活のパロディでは、お世話になった先生方の「あるある」ものまねをし、見ている3年生たちは「確かにやってる!」と大盛り上がりでした。スライドショーも写真がたくさんあり、思い出を振り返ることができました。50期が1年生の時に三送会で3年生に送ろうと練習していた「栄光の架け橋」の合唱も、とても心に響くものでした。

   

 

 

3年生の代表のお礼の言葉にあったように3年生にとって「後輩たちは大切な存在」です。その言葉がすべてです。

ぜひ、この絆をこれからもつなげ、よりよい学校にしていきましょう!

1年生、2年生のみなさん、本当にありがとうございました。