ブログ

2年生 達成感MAX!!

12月から動き始めた三送会も、昨日、無事に「本番」を終えることができました。今回の三送会について、こちらから示したのは「全体の流れ」のみ。大まかな「台本」に沿って「こんな感じの劇や演技が欲しいなぁ」とか、「ここで合唱を入れたいなぁ」とか、きわめて曖昧な“願望”を伝えたところ……、

〇「教室劇」の人たちは台詞を一部替え、演技を考えて、より見栄えのする形に仕上げてくれました。

〇「先生方のエピソード」を寸劇にしてくれた人たちは、それぞれに意見を持ち寄って「台本」から作っており、それぞれにオチまで考えてくれました。

〇小道具の人たちが頑張って作ってくれた「お面」やBIGボールペンなど、3年生にも大好評でした。

○ヲタ芸の人たちは、振り付けを覚えるために可能な限り昼休みに練習を重ね、自主的に繰り返し繰り返し改善を重ねてくれました。

○新体操の3人は、総合の時間に打ち合わせから練習までを全て自分たちでこなし、素晴らしい演技を披露してくれました。

○「緞帳」の代わりにプラスチック段ボールを装飾し、ステージ上で開け閉めしてくれた大道具さんたちは、出来栄えもさることながら、流れるような素早い「動き」自体が本当に素晴らしく、それ自体が一つの演技のようでした。他の大道具担当の人たちは、ステージ裏で足音も立てずに素早くステージを整え、不測の事態にも迅速に対応してくれて、本当に頼もしかったです。

後ろにあるのが「緞帳」です   3年の先生方からお礼をいただきました

         

○音響と照明の人たちは、それぞれの場所からステージの動きを見ながら、自分たちで判断して照明のON・OFFを切り替え、タイムリーに音楽を流して、演技を盛り上げてくれました。

○映像担当の人たちは、3年生の写真を集め、またはイメージしたものを“創作”するところから始め、編集し、最後は全員の名前と役割を入れた エンドロールも作り上げてくれました。三送会 前夜、自宅で夜遅くまで作業をしてくれた人たちもいたそうで、細部までこだわりをもって仕上げてくれました。3年生から「すごい!」という声が何度も聞こえました。動画を記録してくれた2人は、最後、ビデオを持つ手が疲れて震えていましたが、画角まで調整しながら録画してくれていました。

○合唱のためのピアノ伴奏は、〇〇さんは12月からずっと練習してきてくれました。にも関わらず、コロナの関係で集まっての「合唱練習」 そのものができなくなったため、演奏部分を大きく変更してもらいました。せっかく練習したのに急に「変更」してもらい、申し訳なかったです。「ソロ」を引き受けてくれた〇〇さんも、何度も何度も練習し、見事に歌いきってくれました。

こんなふうに、こちらが示した「枠」の中で、51期生のみなさんが「自分が思いついたこと」をどんどん提案してくれ、「自分にできること」を次々実行してくれた結果、素晴らしいものが出来上がりました。音声で流れてきた「合唱」は、まるで大合唱しているかのように聞こえましたよね。密にならないよう、1クラスずつ複数回「録画・録音」したものを、内村先生が“重ねて”くださり、「大合唱」のように編集してくださいました。

三送会が終わったとき、「今、どんな気持ちですか?」という朝倉先生の問いか けに、「達成感MAXです!!」と答えてくれた溌溂とした声が聞こえたときは、本当に嬉しかったです。大成功でしたね。

1人でできることは微々たるものだけれど、1人1人ができることを精一杯頑張って、それぞれの知恵や力を合わせると、こんなにすばらしいものが創れるのですね。本番は、これまでで一番素晴らし出来でした。

みなさんも、本番直後の気持ちを覚えておいて、これからの生活に生かしていってください。