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「全力」で「協力」して「思いやり」を伝えた三送会

1年生は、各部活動ごとに3年生に送る感謝のメッセージを伝える準備をしてきました。冬休みから考え始め、各部のリーダーを中心に準備を進めてきました。2月に行われた始めてのリハーサルでは、細かい修正はあったものの、各部とも練習をしてきた成果が出されており、先生方を驚かせました。

自分たちで考えて練習してきたのが見ている先生方に分かるほど、きちんとした発表でした。その後も、各部において試行錯誤し、3年生が喜んでもらえる出し物へと仕上げていきました。

総合文化部の3人には、導入劇や司会という大役もしっかりと果たしていました。先生方から「〇〇してほしい」という突然の要求に対してもすぐに応えていました。この3人のおかげで、1年生の発表がまとまりました。3人に感謝です。

また、剣道部の部員が1年生にいませんでしたので、有志の方々に集まってもらい、出し物を作ってもらいました。2年生の部員の先輩や剣道部顧問の先生に取材しながら発表内容を作ってくれたおかげで、剣道部の先輩にぴったりの四字熟語が送れました。

各部の本番の発表では、3年生が、皆さんの出し物の発表中に声を上げて笑い、拍手をして喜んでいました。皆さんは発表するのに精いっぱいで、3年生の反応を見る余裕はなかったかもしれませんが、先輩方は、自分の部はもちろんのこと他の部の発表も笑顔で見ていました。入学した頃、まだ幼かった皆さんと一緒に部活動に励んだ思い出を振り返りながら見ていたのかもしれません。

壁装飾も垂れ幕のカットについても、ボランティアとして集まってくれた人たちが中心となって活躍していました。壁装飾の鳥やハートのでデザインを作って切ったり、各部の発表のタイミングに合わせて垂れ幕のテープを切ったりと、「縁の下の力持ち」の存在として力を発揮してくれました。自分の利益ばかりを追うのではなく、「誰かのためになる」ことを進んで取り組んでくれる人が多い学年だとつくづく感じられました。

「情けは人の為ならず(人に親切にすれば、その相手のためになるだけでなく、やがてはよい報いとなって自分にもどってくるという意味)」(これは2階トイレ付近に掲示されていますね。ほかにもことわざが多く掲示されています。)ということわざの通り、ぜひこれからも進んで周りの人のために優しさをもって動いてくれる人であってほしいと思います。 

「全力」で準備をして、みんなで「協力」しながら、3年生への「感謝の気持ち」を伝えた三送会は、大成功でした。1年生も残すところ数日。学年目標の「全力」「協力」「思いやり」、達成できていると感じられます。「2年生に『する』」準備の仕上げもあと少しです。頑張っていきましょう!